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私たちは日常生活の中で、台所や洗濯、風呂、洗面所、トイレの汚水等から生活排水を絶えず排出しており、河川や海の水質汚濁の原因の一つとなっています。
単独処理浄化槽はトイレの汚水しか処理できません。そのため、汲み取り便槽や単独処理浄化槽では、その他の生活雑排水は処理されずに直接側溝や河川に流れています。
単独処理浄化槽は、生活雑排水も併せて処理できる合併処理浄化槽に比べて、「BOD:生物化学的酸素要求量(水質の汚濁を表す代表的な指標)」が8倍にもなります。
平成12年の浄化槽法の改正により、単独処理浄化槽の新規の設置は禁止となり、既設の単独処理浄化槽の使用者は合併処理浄化槽への切り替え(転換)等に努めるものとされました。
水環境を守るためには使った水をきれいにしてから川や海に戻す必要があり、すべての生活排水を処理できる合併処理浄化槽への転換をお願いいたします。
(環境省パンフレットより抜粋)
国見町では、合併処理浄化槽設置促進のため、下水道事業計画区域を除いた地区において、合併処理浄化槽設置希望者へ補助金の交付をしております。
汲み取り便槽や単独処理浄化槽からの転換の場合、既設の浄化槽等の撤去費用や配管工事費用も補助金の対象となる場合がございます。
詳細は上下水道課下水道係までお問い合わせください。
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