平成30年9月23日、第23回義経まつりが開催されました。快晴となった当日は、観月台文化センターをメイン会場に、道の駅国見あつかしの郷にも特設ステージを設置、また、藤田商店街はグルメ街道でにぎわいました。義経公役として仮面ライダーエグゼイドで主演を務めた人気若手俳優の飯島寛騎さんが出演し、町内だけでなく県内外から大勢の方にご来場いただき大盛況のまつりとなりました。
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相馬野馬追で活躍する中ノ郷騎馬会による礼螺(れいがい)の吹奏で開祭式が始まりました。
太田町長のあいさつやご来賓の皆様によるバルーンスパークが行われ、盛大に開祭しました。
開祭セレモニーとして毎年恒例となっている国見小学校6年生による鼓笛隊パレード。
観月台文化センターをスタートし、商店街を通って義経まつりの開祭を盛り上げてくれました。
沿道からは、練習の成果を惜しみなく発揮した児童たちに大きな拍手が送られました。
「義経公行列」に出演する静御前役を選考するゲーム「静かなる戦い。」が観月台メインステージで行われました。MCは人気お笑い芸人の「パチッコリン」が務め、会場を沸かせました。
静かなる戦い。には21人の女性にご参加いただき、予選の「フルーツバーガー早食い」を勝ち抜いた3名と、「箱の中身はな〜んだ!?」で敗者復活を果たした1名の計4名で決勝戦「たたいて かぶって じゃんけんぽん」を行いました。
厳しい戦いを制し、物江明香さん(栃木県)が静御前役を射止めました。
藤田商店街には30店舗を超える露店がグルメ街道に並び、奥州街道藤田宿の往時のにぎわいを再現しました。
また、国登録文化財の奥山家住宅の洋館も一般公開され、町文化財ボランティアによる「旧奥州街道藤田宿ぶらり♪まち歩きツアー」も大変多くの方にご好評をいただきました。
観月台文化センター前広場では、バザーや手作りアクセサリーなどの露店が並んだほか、バルーンアートやジャグリング、レクリエーションの体験コーナーにも多くの方々が訪れました。
また、消防はしご車の乗車体験やパトカー・白バイの展示、日本赤十字社の救急救命講習や献血バスなどのさまざまなブースも設けられました。
観月台文化センター体育館では、エアー遊具やあつかし山の合戦と題したチャンバラが行われ、子どもたちが体を動かして元気に遊びました。
観月台文化センター前のメインステージでは、(1)くにみ幼稚園年長組のお遊戯発表、(2)人気お笑い芸人「パチッコリン」のお笑いライブ、(3)エイジドスーパームーンのバンド演奏、(4)くにみフラクラブのフラダンス、(5)県北中学校吹奏楽部の演奏、(6)国見よさこいの演舞、(7)フォークシンガー「ふたり」ライブ、が行われました。
道の駅国見あつかしの郷には特設ステージが設けられました。
フォークシンガー「ふたり」ライブのほか、人気お笑い芸人「パチッコリン」のライブが行われ、14時からは中ノ郷騎馬会の礼螺(れいがい)の後に義経公行列の出演者が登場し、舞台あいさつを行いました。
メインイベントの義経公行列では、義経公役の人気若手俳優の飯島寛騎さん、見事静御前役を射止めた物江さん、武蔵坊弁慶役の福島民報社伊達支社長さん、佐藤継信役の福島民友新聞社県北支社長さん、佐藤忠信役の県北中学校校長先生をはじめ、県北中学校1年生や町内各企業の方々などから成る約120名の行列が旧奥州街道を練り歩きました。
また、今年度は交流のある岩手県平泉町からジュニア平泉文化歴訪団の子どもたちが訪れ、国見ジュニア応援団と一緒に義経公行列に参加しました。
武蔵坊弁慶、佐藤継信・忠信は、軍勢を引き連れて源義経と静御前を鹿島神社にお迎えにあがり、継信の鬨で行列が出発しました。義経公は騎馬で、静御前は輿車での参列です。
観月台文化センターに到着後には、義経公役を務めた飯島寛騎さんが兜から烏帽子姿に着替えトークショーが行われました。
県北中学校生徒会長の鈴木咲千さんによる「まちづくり宣言」、太田町長による御礼のあいさつの後、源義経公役で出演した飯島寛騎さんの力強い勝どきで第23回義経まつりが締めくくられました。
※第15回は雨天により中止となりましたので、フォトギャラリーはありません。