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町民のみなさまへ
日本国内、さらには福島県内でも新型コロナウイルス感染症の感染拡大が止まらない状況が続いています。
町民の皆様におかれましては、まずは落ち着いて冷静かつ慎重な行動を取ることが何よりも重要ですので、今後も引き続き、感染防止対策(新しい生活様式)の徹底・継続をお願いします。
町としましても、町内で感染が拡大しないように県北保健所など関係機関と緊密に連携を図ってまいります。
さて、新型コロナウイルス感染症が流行してから初めての年末年始を迎えます。年末年始は、特別な時期で、親族や親しい友人たちとお酒を酌み交わし、旧交を温めたいと考えている方も多いと思いますが、これを機に感染が拡大するおそれがあります。
命と暮らしを守るためには、社会を構成する一人ひとりが年末年始を静かに過ごすことが大いに求められていますので、町民の皆様には、次の事項について、ご協力をお願いします。
【忘年会・新年会】
●忘年会・新年会で最も大切なことは、なるべく普段から一緒にいる人と少人数で開催することです。「ガイドラインを遵守している飲食店を選ぶ。」「体調が悪いときは参加しない。」「座席の配置は斜め向かいとし、正面や真横は避ける。」「会話する時は必ずマスクを着用する。」「短時間で、深酒やはしご酒などは控え、適度な酒量で。」「お猪口やコップは使い回さず、一人ひとりで。」といった感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫をしていただくようお願いします。
【初詣】
●混雑する時期を避けるようお願いします。境内での3密や、参拝後の混雑をできる限り避けるなど、感染防止策の徹底をお願いします。
【帰省】
●年末年始に、帰省する場合は、3密回避を含め、基本的な感染防止策を徹底するとともに、大人数での会食を控えるなど、感染につながらないよう注意をお願いします。そのような対応が難しい場合は、帰省について慎重に検討をお願いします。特に発熱等の症状があるときは、帰省を控えてください。
また、「ウィズコロナ」の状況の中では、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があることも事実です。感染した方は、心身ともに大変辛い思いをされています。町民の皆様には、どうか温かい気持ちでご対応いただきますとともに、差別や誹謗中傷、さらには陽性患者の特定などは絶対になさらないよう重ねてお願いします。
「命を大切に、誰もが幸せに暮らせるまち くにみ」の実現に向け、次の(1)から(7)の感染防止対策等の取り組みを引き続きお願いします。
(1)「感染リスクが高まる5つの場面」が示されていますので、十分に注意すること。
・飲食を伴う懇親会等
・大人数や長時間におよぶ飲食
・マスクなしでの会話
・狭い空間での共同生活
・居場所の切り替わり
(2)「寒冷な場面における感染防止等の3つのポイント」が示されていますので、十分に注意すること。
・人と人との距離の確保や3密を避けるなど基本的な感染防止対策を行うこと。
・寒い環境でも室温が下がらない範囲で窓を開けて換気を行うこと。
・40%以上を目安に適度な湿度を保つこと。
(3)咳エチケットとして、マスクの着用を徹底すること。
(4)手洗い(2度洗いが効果的)を徹底すること。
(5)県外との往来は、移動先の感染状況を確認し、マスク着用などの感染防止対策を徹底するなど、より一層の注意を払い、冷静かつ慎重な行動を取ること。また、移動後は、2週間の行動歴を記録するなど、感染拡大のリスクを最小限にするための取り組みを行うこと。
(6)地域内の経済循環を通じて地域経済の回復を図るため、地元で買い物をするなど地域経済を下支えしていただくこと。
(7)新型コロナウイルスで陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見は絶対にしないこと。
令和2年12月25日
国見町長 引地真
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