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国見町内では未だに新型コロナウイルスに感染された方は確認されておりません。これもひとえに町民の皆様の感染予防対策の徹底による成果であり、この間のご理解とご協力に心より御礼を申し上げます。
しかしながら、福島県内の感染者数は、6月が1人、7月が7人だったのに対し、8月は72人、9月は過去最高となる92人の感染者が確認されるなど急増しました。さらに、9月に入ってからは、感染経路の特定が困難な感染者の割合が4割を超えるなど、予断を許さない状況が続いています。
社会・経済活動が感染前の状況に戻っていく過程において、また、Gotoキャンペーンの拡大や、本格的な秋の行楽シーズンの到来等によって、広域的な人の往来や交流が益々増えてくることが予想されることから、感染のリスクをゼロにすることは残念ながらできません。
町民の皆様におかれましては、今後も引き続き感染予防対策を徹底するとともに、新しい生活様式の徹底・継続に向け、町民の皆様一人ひとりが自覚と責任を持ち、より一層の注意を払い、慎重な行動を取ることが何よりも大切です。安全・安心な日常を取り戻すため、“オール国見”の精神で、次の(1)から(6)の感染予防対策等の取り組みをお願いいたします。
(1)3密(換気の悪い「密閉空間」、多数が集まる「密集場所」、間近で会話や発声をする「密接場面」)を避けること。
(2)咳エチケットとして、マスクの着用を徹底すること。ただし、屋外で人と十分な距離(2m以上)が確保できる場合は、マスクをはずすなど工夫すること。
(3)手洗い(2度洗いが効果的)を徹底すること。
(4)県外との往来は、移動先の感染状況を確認し、マスク着用などの感染防止対策を徹底するなど、より一層の注意を払い、慎重な行動を取ること。また、移動後は、2週間の行動歴を記録するなど、感染拡大のリスクを最小限にするための取り組みを行うこと。
(5)地域内の経済循環を通じて地域経済の回復を図るため、町が講じている様々な支援制度(プレミアム商品券など)を活用し、地域経済を下支えすること。
(6)新型コロナウイルスで陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見は絶対にしないこと。
令和2年10月5日
国見町長 太田 久雄
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