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平成26年に始まった、保幼小中一貫教育をさらに進めたくにみ学園の基本構想の案がまとまる。内容は、町のホームページと学校教育課で公開し、2月16日まで意見を募る。
「なぜ、今、くにみ学園なの?」 その理由は、(1)減ったとはいえ、国見で育っていく子どもたちが、現にここにいること (2)その子たちが愛おしく、一人ひとりを大事にしたいこと (3)これまでの国見町の保育や教育の取り組みを整理し、さらに深化させたいこと (4)行政が国見の子どもたちに残せることの1つに、教育や教養、自らと他を尊重する心、生きる力といった無形のモノがあること (5)細かなことに目を向ければ、保幼小中が点在する国見は、ただでさえ慌ただしい朝夕、2人以上の子どもの通所や通園、通学の送迎の負担が大変との声があること ➅一方、保幼小中の現場では、多様な子どもたちが増え、かつての保育や教育の基準や対応が通用しなくなっていること (7)これらを実現するためには、ソフト面に軸を置いた前例のない子育て・教育環境を整える必要があると思ったこと。今回公開した基本構想は、くにみ学園で何をすべきかを示したもの。ハード、ソフトといった分け方をすれば、ソフトのこと。
子育てと教育、その延長にある少子対策…。くにみ学園の目的と財源は、県教委と文科省にアウトラインを伝え、支援を依頼している。
国見で子育てしたい、教育を受けさせたいと思う親たちを大事にしたい。町内外に増やしたい…。だから、基本構想への意見を待ってます。
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