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義経まつり前日。テレビ放送を終えて帰宅。スマホを見るとメール。「今、テレビ見てます。明日は雨?てるてる坊主、下げておきます」と。家の電話も留守電を知らせてる。電話すると「明日、天気だと良いねぇ。あの天気予報士、当たんないから」と。う~ん。予報士は「明日は雨」と言うし、放送内容の一部は町が推してたものではなかったし…。「何だかなぁ…」とモヤモヤ。そんな時だったから「てるてる坊主、下げとく」と「あの人、当たんないから」はうれしかった。
当日。開祭のあいさつしながら特設ステージから会場を見て思う。「人、いるなぁ。天気、持ちそうかな?」と。そして、産業祭やフードフェスタの担当をしていたとき、雨に祟られることがあったけど、出店してる人たちが口々に「国見は雨でも不思議と人が集まる町なんだよな」と話してたことを思い出す。
3年ぶりの義経まつりが、賑やかなダンスで幕を降ろす。雨は降らなかった。無事に終えられた理由、それは天気と併せ、実行委員会、商工会、出店者、町職員の一所懸命、警察、消防、協力団体の支えのほかに、てるてる坊主を作ってくれたり、天気を祈ったりしてくれる人たちがいたから。すべてに感謝。そしてまた来年。
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