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ジェネリック医薬品は、厚生労働省が先発医薬品と同等と認めた医薬品です。
先発医薬品の特許満了後に、有効成分、分量、用法、用量、効能および効果が同じ医薬品として新たに申請され、製造・販売される安価な医薬品です。
また、製品によっては大きさ、味、においの改善、保存性の向上等、先発医薬品よりも工夫されたものもあります。
医療費抑制のため、ジェネリック医薬品の利用と普及をお願いします。
病院で処方される薬には先発医薬品(新薬)とジェネリック医薬品の2種類があります。
先発医薬品とは医薬品メーカーが最初に開発・発売した医薬品で特許期間中、そのメーカーは独占して製造・販売する権利を持ちます。
それに対しジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許が切れたあと、他のメーカーによって同じ成分で製造・販売された医薬品のことです。先発医薬品と比べて価格が安いのが特長です。
薬代の負担が減り、医療費を抑えることが可能です。
厚生労働省が決定した医療用医薬品の適正価格(薬価)によると、ジェネリック医薬品の薬価は先発医薬品の約7割です。
一つの新薬を開発するには15~20年かかり、費用は数百億円と言われています。
それに対してジェネリック医薬品は数千万円の開発費用で済みます。だから販売価格を安くできるのです。
ジェネリック医薬品の有効成分は、長い間実際に使われてきた先発医薬品と同じです。
有効性や安全性については十分に検証されています。
ジェネリック医薬品はどの医療機関でも扱われているわけではありません。まずはかかりつけの病院または薬局に相談してみてください。
その上で、受けた処方せんをチェックし、ジェネリック医薬品の変更不可のサインがあるかどうかを確認しましょう。
処方せんにサインがない場合、先発医薬品からジェネリック医薬品に変更ができます。
処方せんを薬局の窓口に出す際に「ジェネリック医薬品でお願いします。」と伝えてください。
詳しくは日本ジェネリック医薬品学会HP「かんじゃさんの薬箱<外部リンク>」を参照ください。
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